キンメダイ

学名:Beryx splendes
キンメダイ目キンメダイ科
水深200m〜800mくらいの深海にすむが、タナの変動は大きく、時には水面近くまであがってくることもある。体長は最大で60cmを越え、大型になると3kg近くまで成長する。深海釣りのため、ハリの数を多くして、一度に釣り上げる数を増やすのが有利である。
 しかし、ハリ数が多くなるほど扱いにくくなる。10本以上のハリ数だと一度仕掛けを降ろしただけでからまってしまうことが多いため、必要な回数分だけ仕掛けをジグと呼ばれる専用の仕掛け巻きにエサごとセットしておき、仕掛けをあげるごとに新しい仕掛けを使いなおしていく方法がとられている。
 リールは無論電動で、糸はフケを考えて水深の1.5〜2倍くらいの長さを巻いておく。仕掛けをいったん沈めたら、アタリがあってもすぐに巻き取らないで、一度に何尾かハリに掛けてから巻き上げる。キンメは水圧の変化に強く、水面でハリが外れると逃げられるから注意。


仕掛全体図
キンメ仕掛け
★★テクニック★★★
一日に仕掛けを投入できる回数が少ない深海釣りとなるので針数が15〜20本の胴突き仕掛けを使う。釣れるキンメのサイズが1kg前後なのに対し、仕掛けが太いのはサバキを良くするためだが、中小型狙い、夜釣りでは幹糸10〜14号、枝ス8〜10号のライト級でもOK。仕掛けは治具に巻いておき、予めエサもつけておく。用意する個数は一日の投入回数分+2組程度。ハリはムツ針の20〜22号、オモリは400〜500号。
深海を狙う釣りでは一人づつ仕掛けを投入する。投入するたびに少しづつ船を移動させるので船長の支持を良く聞くこと。もし投入でしくじったらその回は釣りが出来ないばかりか船長の作戦も狂わしかねないので要注意。
海底に仕掛けがついてからは常に底ダチをしっかり取っていく。1匹目のアタリが来たら、オモリをその場から動かさない様に少しずつ道糸をのばしていくが、海底の形状によって、カケアガリの水深が浅くなっていくポイントでは少しずつ巻き上げとなる。
仕掛けの巻き上げも投入と同様に順番で行なう。速度は中速程度で構わないが、ドラグは船の揺れでスリップするぐらいの締め込みに設定し口切れを防ぐ。

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