今回は、ここ数年人口が急増した感のある鯛ラバージギングと1つテンヤとの混合での釣りを日立久慈港 釣友丸さんで行なった。
鯛ラバージギングは、関西方面から火が付き、真鯛をルアーで高確率で釣る事が出来る新ジャンルとして瞬く間に普及した。釣り方も、着底後ゆっくり巻くだけという割と簡単かつ楽である事から、餌釣りの釣り人達も忍ばせて行くケースが多い。メタルジグも多彩な魚種が釣れるが、釣り人への負担が大きい為、体力に自信の無い人は敬遠しがちだったので鯛ラバの出現はセンセーショナルな事だと思う。一方、同様に急激に普及している一つテンヤも、新しいテンヤのスタイルとして独自の地位を築きつつある。何しろ、テンヤとの間には何も無く、ほとんどバスで言うジグヘッドの釣り方に近いもので、魚が掛かってからのダイレクトな引きが楽しめる事と、道具も手持ちスタイルの軽量なバランスの為、糸も細くスリリングなやり取りが楽しめるのが魅力なのではないだろうか。鯛ラバにしろ、一つテンヤにしろ、装備が少なくて良いので非常に軽装で来れるのも楽でいい。
双方とも、まだ発展途上な分野であるので、道具も今後さらに進化を遂げてゆくだろう。新しい形の鯛ラバやテンヤもきっと生まれてくるに違いない。(タングステンヘッドの一つテンヤとか・・・)
さて、当日の釣行であるが、朝から生憎の小雨混じりで、5月下旬にしては、かなり肌寒さを感じる気候。晴れなら釣れるという訳ではないが、決して気分的には良くない。悪い事に、数日前から水温の方も下がってしまい、鯛を釣る状況としては厳しいスタートとなった。釣り開始から、小一時間は何もアタリの無い静かな立ち上がりとなる。釣友丸のスタイルは、船のフロント部分からパラシュートを打ち、根の上をジワジワ流して行くもので、今回はシマノさんの協力もあり、探見丸をアングラー1人1台ずつ使用出来た事で、根の状態、水深の変化が把握出来、大変釣り易かった。
最初の一匹は、アイナメがヒット。約40cm位の良型がインチクに喰ってきた。仕立てなので、こういう事も出来る。その一匹を皮切りに、一つテンヤで狙っていた今回唯一の女性参加者
江尻恵美子さんの竿も大きく曲がっている。一つテンヤだけに真鯛かと期待されたが、40cmオーバーのこれまたアイナメだった。
結果的に、この日の江尻さんは、アイナメ、カサゴ、メバル、ソイを鯛ラバでも釣り上げ見事に竿頭となった。
その釣り方を見ていると、ゆっくりとソフトに一定のスピードで巻き上げており、ハイスピードで巻いている男性はヒットが少なかった。(あくまで当日の傾向ではあるが)
その後は、仕立てなので胴突釣りも加えて、ポイントを変え、アイナメの他に、メバル、カサゴなども姿を見せる様になった。
あくまで本命は、真鯛なので、最後まで皆あきらめず、釣っていたが、とうとう最後のポイントとなってしまう。
ここは大鯛の実績があるとの事で、なんとかしたいところだった。
投入後、すぐに左舷のトモから連続ヒット。鯛ラバで通していた竹内さんJr、新日本プロレスのレスラー矢野さんと、次々に竿が曲がる。時折、竿を引き込むので、メバルなどではないようだ。
水面まで上げるとソイであった。
本命の真鯛のヒットが無いのが心残りではあるが、多彩な根魚が釣れたのは救いであった。
今回、協賛いただいたシマノ、デュエル両メーカー様、有難う御座いました。
(綾瀬本店 小林洋)